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歯の治療全般

歯科治療中に居眠りしても大丈夫?

「歯医者で治療中に、ついウトウトしてしまった…」
そんな経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

実際に、歯科の現場では治療中に患者さんが眠ってしまうことはあります。

町田歯科でも治療中に眠ってしまう方もいらっしゃるのですが、痛みに徹底配慮し、患者さんがリラックスできることを目標としている当院としては、「気づいたら治療が終わっていた」と言っていただくと、ストレスなく治療を受けていただけたのだなと安心する部分もあります。

ただ、治療の安全のためには、居眠りによって生じるいくつかのリスクを知っておくことも大切です。

今回は、歯科治療中に眠くなる原因から、知っておくべきリスク、歯科医院で行っている安全対策を解説します。

歯科治療中に眠くなってしまう主な原因

「そもそも、なんであんなに緊張する歯医者で眠くなるんだろう?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。歯科治療中に眠気が訪れるのには、いくつかの理由が考えられます。

心身の疲れの蓄積

歯科治療中に眠くなってしまう主な原因:心身の疲れの蓄積

忙しい現代、言うまでもなく多くの方が疲れていらっしゃいます。お仕事や家事、育児などで日常生活の疲労が蓄積されていると、当然体は休息を求めます。

歯科医院の診療台は、体を横たえてリラックスできる体勢になるため、緊張が少しでも和らぐと、たまった疲れから一気に眠気が襲ってくることがあります。特に、お昼休みの時間帯やお仕事終わりの受診では、よく見られる光景です。

「怖くない」という安心感と信頼関係

歯科治療中に眠くなってしまう主な原因:「怖くない」という安心感と信頼関係

「歯医者=怖い」というイメージをお持ちの方も多いですが、治療中に痛みを感じなかったり、先生やスタッフの対応に安心感を覚えたりすると、心身の緊張が自然とほぐれていきます。

冒頭でも触れましたが、町田歯科では極力痛みのない治療清潔で過ごしやすい院内環境をご用意し、患者さんが安心して治療に臨めることを大切にしています。

口の中という非常にデリケートな部分を安心して任せて眠れるというのは、患者さんが歯科医院を信頼してくれている証とも言えるでしょう。当院としては、これはとても嬉しいことでもあります。

安全のために知っておきたい治療中の居眠りの問題点

もちろん、お伝えしたように、手放しで居眠りを推奨しているわけではありません。安全な治療を確実に行うために、いくつか知っておいていただきたい注意点もあります。

急にお口を閉じてしまうリスク

治療中の居眠りの問題点:急にお口を閉じてしまうリスク

眠っている間は、無意識の行動が増えます。もし、ふとした瞬間にカクンと口を閉じてしまうと、大変危険です。

例えば、虫歯を削るためのダイヤモンドバーという器具は、高速で回転しています。ダイヤモンドバーを万が一噛んでしまうと、歯が欠けたり、唇や頬の内側を傷つけたりする思わぬケガにつながる可能性があります。

また、治療の補助で口の中に添えている歯科医師や歯科衛生士の指を、強く噛んでしまう危険性もゼロではありません。

治療の精度に関わることがある

治療中の居眠りの問題点:治療の精度に関わることがある

眠ってしまうと、どうしてもお口の開き具合が小さくなりがちです。

お口の中、特に奥歯の周辺は、ただでさえ暗くて見えにくい場所です。お口の開きが小さいと、ライトの光が患部に届きにくくなったり、治療器具が入りにくくなったりします。

これにより、治療の精度が落ちてしまったり、想定以上に時間がかかってしまったりすることもあります。

コミュニケーションが取りにくくなる

治療中の居眠りの問題点:コミュニケーションが取りにくくなる

歯科治療は、私たち医療者側だけで進めるものではありません。「もう少しだけお口を開けてくださいね」「一度、カチカチと噛んでみてください」このように、治療の過程で患者さんにお願いをすることが度々あります。

ぐっすり眠っていると、こうした重要なお声がけが届かず、治療を一時中断せざるを得ないような場面も出てきます。

歯科医院で行っている居眠りへの安全対策

このように、患者さんが眠っていると治療がしにくくなりますが、決して居眠りしてはいけないというわけではありません。

ただ、治療に問題が生じるのは良くありませんので、安全を図るという意味も兼ねて、次のような対応をします。

バイトブロックを入れる

歯科医院で行っている居眠りへの安全対策:バイトブロックを入れる

ウトウトされているなと感じたら、「お口を楽に開けていられるように、これを挟みますね」とお声がけをして、バイトブロックという器具を使うことがあります。バイトブロックは、お口を開けたままに保つための器具です。

弾力のあるシリコンゴムなどでできており、奥歯で軽く噛んでいただくことで、無意識に口が閉じてしまうのを防ぎます。また、患者さんが口を開け続ける負担も軽減してくれます。

排唾管(はいだかん)をかける

歯科医院で行っている居眠りへの安全対策:排唾管(はいだかん)をかける

眠っていると、唾液を飲み込む動作も無意識になりがちです。

治療中にウトウトされている方の場合、お口の中に唾液や治療で使う水が溜まってむせてしまわないように、排唾管(はいだかん)という細い管をお口の隅にかけ、口内に水が溜まらないようにすることもあります。

歯を削るときや歯石を取る時に、その歯の近くにあてて水を吸い取るバキュームという器械ほどの吸引力はないのですが、静かに優しく吸い出してくれます。

スタッフによる見守りとお声がけ

歯科医院で行っている居眠りへの安全対策:スタッフによる見守りとお声がけ

町田歯科のスタッフは治療中、器具を動かす手元だけでなく、常に患者さんの表情や呼吸、体の動きなどを注意深く観察しています。

安全に支障が出そうだと判断した場合は、いきなり起こすのではなく、肩を優しく叩いたり、「少しだけ頑張ってくださいね」と穏やかにお声がけをしたりして、安全な状態を確保しますのでご安心ください。

居眠りは必要以上に気にしなくて大丈夫!町田歯科でリラックスした歯科治療を

居眠りは必要以上に気にしなくて大丈夫!町田歯科でリラックスした歯科治療を

治療中に眠くなるのは、疲れが溜まっているサインであると同時に、歯科医院でリラックスできている証拠でもあります。

今回お伝えしたように、町田歯科のスタッフとしては、患者さんに安心していただけるのは一番嬉しいことなのですが、治療の際に気をつけていただきたいこともあります。

もし「眠ってしまいそうだな」と感じたら、どうぞご遠慮なくお声がけください。患者さんの顎への負担を軽くする工夫もできますので、より落ち着いて治療を受けていただけます。

歯医者に苦手意識のある方や、リラックスした環境での歯科治療を受けたいとお考えの方は、ぜひ町田駅すぐそばの町田歯科にご相談ください。

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