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虫歯治療

抜歯後に痛みが出るのはなぜ?

抜歯後に痛みがおさまらないけど、大丈夫かな…
抜歯後の痛みが気になって怖い…

そんなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか?

抜歯は痛みを伴うイメージがありますが、実際には麻酔を用いるため、処置自体に痛みを感じることはほとんどありません。特に町田歯科は痛くない麻酔と痛みに配慮した治療に定評がありますので、ご安心いただいて大丈夫です。

一般的には、麻酔が切れてしまうと痛みが生じることはあります。多くの場合、鎮痛剤の服用で痛みが出ないようにするのですが、中にはなかなかおさまらないケースもあるでしょう。

とはいえ一般的には、麻酔が切れてしまうと痛みが生じることはあります。多くの場合、鎮痛剤の服用で痛みが出ないようにするのですが、中にはなかなかおさまらないケースもあるでしょう。

そこで今回は、抜歯後も痛みが続く5つのケースと対処法と、痛みを予防するためにできることについて解説します。抜歯を心配に思われる皆さんが、少しでも落ち着いて治療に臨んでいただけたら、町田歯科のスタッフも嬉しく思います。

抜歯後も痛みが続く5つのケースと対処法

抜歯後の痛みは2~3日程度でおさまりますが、中には長引くケースもあります。ここでは、抜歯後に痛みが続く5つのケースとその対処法を紹介します。

抜歯する周囲の骨に負担がかかっているケース

抜歯後も痛みが続く5つのケース:抜歯する周囲の骨に負担がかかっている

下顎の親知らず治療や、歯根(歯の根っこ)が曲がっている歯の抜歯などは、抜く時に歯を支えている歯槽骨に大きな負担がかかります。

骨が邪魔になってスムーズに抜けないため、骨を削ってから歯を抜く場合もあります。また、歯と骨と癒着している場合は、歯を抜いたときに骨も一緒に剥がれてきてしまうことがあります。このようなケースでは、抜歯した後に痛みが出たり、顔が腫れたりする場合が多くなります。

抜歯する周囲の骨に負担がかかっている場合の対処

基本的には、鎮痛剤や痛み止めを服用し、安静にして経過観察します。ただし、鎮痛剤を服用しても痛みがおさまらない場合や、痛みが長引く場合は歯科医師に相談しましょう。

炎症が強いケース

抜歯後も痛みが続く5つのケース:炎症が強い

歯周病が進行して炎症が広がり、歯を抜かなければならない場合や、根管の先端(根尖:こんせん)に膿が溜まっている場合は、抜歯によって炎症が悪化し、痛みが出ることがあります。

また、炎症が強いと麻酔があまり効かず、抜歯中に痛みを感じる可能性もあります。

炎症が強い場合の対処法

通常は炎症の原因となる歯を抜くと、痛みがおさまる場合がほとんどです。しかし、抜歯直後は一時的に痛みが強くなることもあるため、歯科医師の指示されたとおりに鎮痛剤を服用しましょう。

また、炎症が強く、麻酔が効きにくいと判断した場合は、抜歯を延期し、痛み止めと抗生物質を処方して炎症を落ち着かせることもあります。

根管がしっかりしているケース

抜歯後も痛みが続く5つのケース:根管がしっかりしている

これは悪いことではないのですが、歯が大きく、根管がしっかりしていると、抜歯に時間がかかる傾向があります。

特に、下顎の骨は上顎の骨よりも硬くできています。下の奥歯などは、骨に負担がかかりやすく、抜いた後の痛みが長く続いてしまうことがあります。

根管がしっかりしている場合の対処法

抜歯する周囲の骨に負担がかかっているケースと同様に、鎮痛剤や痛み止めを服用し、安静にして経過観察するのが一般的です。ただし、鎮痛剤を服用しても痛みがおさまらない場合や、痛みが長引く場合は歯科医院へ相談しましょう。

ドライソケットになってしまったケース

抜歯後も痛みが続く5つのケース:ドライソケット

ドライソケットとは、抜歯窩(ばっしか:歯を抜いた後の穴)が感染を起こした状態のことです。通常、抜歯後は血餅(けっぺい)と呼ばれるかさぶたのようなものができ、細菌の侵入を防いで傷口の治りを促します。

しかし、うがいをしすぎたり、舌で抜歯窩を触ったりすると、血餅が取れてしまうこともあります。すると、骨が剥き出しの状態になり、細菌が侵入するとドライソケットを引き起こすことがあります。また、血行不良もドライソケットの原因になります。

ドライソケットになってしまった場合の対処法

ドライソケットになると強い痛みが生じ、2週間以上続くこともあります。ドライソケットになってしまった場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。傷口の洗浄・消毒、抗生物質の処方に加えて、再度血餅ができるように処置を行います。

親知らずの抜歯をしたケース

抜歯後も痛みが続く5つのケース:親知らずの抜歯

今は親知らずが正常に生える人が少なく、骨の中に埋まっていたり、斜めに生えている方が大変多くなりました。奥歯のためブラッシングもしづらく、汚れが溜まり、智歯周囲炎(ちししゅういえん:親知らずが原因の歯茎の炎症)を起こすことも多いのが親知らずの悩みです。

このような親知らずの抜歯は、先ほど述べた「抜歯する周囲の骨に負担がかかっているケース」と同様ですが、骨に埋まっている歯を抜く時に骨を削る必要があり、周囲の組織に大きな負担がかかります。これにより、抜いた後にしばらく痛みや腫れが生じることがあります。

親知らずの抜歯をした場合の対処法

一般的には、親知らずを抜いた後の痛みや腫れは、1週間あれば引くことがほとんどです。町田歯科では、親知らず治療のページでもお伝えしている親知らず抜歯後の注意点を守っていただけるよう、丁寧にお伝えしております(注意書きのお手紙もお渡しいたします)。

ただし、1週間を超える痛みが残る場合はドライソケットの可能性が高いため、早めに歯科医院に相談しましょう。

抜歯後の痛みを予防するためにできること

ここまで抜歯後の痛みの原因や、その対処法についてご説明してきましたが、言うまでもなく、抜歯後の痛みは可能な限り避けたいものですよね。

痛みの感じ方には個人差がありますが、患者さん側でも、知っておくと抜歯後の痛みのリスクを減らせるポイントがありますので、以下で挙げておきましょう。

歯を抜いた後は安静に

抜歯後の痛みを予防するためにできること:歯を抜いた後は安静に

抜歯後24時間は血行が良くなる行動は避けるようにましょう。たとえば、激しい運動をする、熱い湯船に長時間浸かる、アルコールを飲むなどの行為は、血行を促進してしまい、出血や腫れを悪化させてしまう可能性があります。抜歯した当日は、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。

強いうがいをしない

抜歯後の痛みを予防するためにできること:強いうがいをしない

抜歯後しばらくは、強く口をゆすぐうがいは避けましょう。また、抜歯した部分を舌で触らないように注意してください。歯磨きは大切ですが、傷口にできた血餅を剥がしてしまう可能性があるため、歯磨きの際も、抜歯した箇所にはあまりブラシを当てないようにしましょう。

専門病院の検討も

抜歯後の痛みを予防するためにできること:抜歯の専門病院の検討も

顎の骨に埋まっている親知らずや神経に近い歯などは、抜歯を専門にしている歯科や口腔外科に相談することを検討するのも一手です。

特に、大学病院などの大きな病院では、全身麻酔下での抜歯や入院設備も整っており、より安全に治療を受けられます。町田歯科では難易度の高い親知らずの抜歯も可能ですが、症状やご要望に応じて、親知らず抜歯を専門とする提携医院へのご紹介もいたします。

抜歯後の痛みは我慢せずお気軽にご相談ください

抜歯後の痛みは我慢せずお気軽にご相談ください

今回は抜歯後の痛みについて解説しました。抜歯後の痛みは、通常であれば数日で落ち着くものですが、中には長引いてしまうケースもあります。痛みが長引く場合は、歯科医院に相談することが大切です。

町田歯科では3D画像診断装置CTなどの最新設備による診断を行い、抜歯はもちろん、その後のケアやメインテナンスまで、安心して治療を受けていただけるようしっかりとサポートいたします。

抜歯後の痛みが気になる、抜歯後のお口の状態いつもと違うと感じたら、決して我慢せず町田歯科にお気軽にご相談ください。

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