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町田歯科・矯正歯科の親知らず治療

親知らずとは?

「親知らず」とは前から数えて8番目の歯で「第三大臼歯」とも呼ばれています。子供が親元から離れる10代後半あたりに生えてくることが多いため、その名がついたとされています。

親知らずは英語でwisdom toothと言います。「知恵の歯」とも言われ、思春期を経て物事の分別がつくようになった頃に生えてくる歯であることから、その名前がついたとされています。また韓国語では사랑니 サランニ(愛の歯)と呼ばれ「愛を知る頃に生えてくる歯」という意味があるそうです。歯医者にとっては厄介な親知らずですが、世界では様々な呼び方がされていますね。

親知らずとは?

現代人は数十年前の人たちと比べると徐々に顎の大きさが小さくなっていると言われ、4本全ての親知らずがきちんと生えている方は4割にも満たないとの報告があります。そのため、親知らずが真っすぐ生えなかったり、周囲の歯を圧迫したり、炎症を起こしたりするケースが多いのが特徴です。

親知らずのトラブルというと、どうしても痛みが強い印象を患者さんは抱かれると思いますが、ご安心ください。町田歯科では痛みのない治療をモットーに掲げておりますので、丁寧な麻酔とともに、最大限痛みがない親知らず治療を行っています。お気軽にご相談ください。

親知らずはなぜ腫れたり痛くなるの?

親知らずの周囲の腫れや痛みは、他の歯と同様に虫歯か歯周病が原因である場合がほとんどです。

親知らずの周囲にはスペースがなく、骨や歯ぐきに邪魔されて歯ブラシなどが届きにくいため、多くの方にとって清潔をキープすることは困難です。周囲のプラークが除去できないことによって虫歯や歯周病を繰り返し、いずれはボロボロになってしまいます。

親知らずはなぜ腫れたり痛くなるの?

親知らずは抜いた方がいいの?

親知らずは、必ずしも全て抜いた方がいいわけではありません。きちんと噛み合って清掃も十分にできている親知らずは、抜かなくても良いでしょう。親知らずを抜いた方がいい場合は、以下のケースが挙げられます。

1. 親知らずが斜めに生えている

斜めに生えている親知らずは、上手く磨くことが困難で、一度腫れるとその後も繰り返すことが多いです。炎症が悪化すると周囲の骨を溶かしてしまい、他の歯に影響が出る場合もあります。また、この場合は隣の歯の虫歯リスクが増大することがほとんどです。放置していると、隣の歯も道連れに抜歯しなければいけなくなるケースも非常に多く、注意が必要です。

2. 親知らずが真横に生えている、骨の中に埋まっている

真横に生えている、特に骨に埋まっている親知らずは、すぐ痛みや腫れが出てくることは多くありません。ただ、そのまま放置していくと隣の歯や骨を圧迫し、将来的に悪影響が出てくることがあります。

3. 親知らずの隣の歯に虫歯ができている

親知らずの周囲は磨きづらい場合が多く、他の歯に虫歯がない人でも、親知らず周囲にだけ虫歯があるということはよくあります。

基本的に保存できる虫歯は保存することが原則ですが、親知らずの場合、治療が困難であるケースも多く、また、きれいに治療したとしても清掃が難しいため、再度すぐ虫歯になってしまう例が多いのが実情です。

4. 歯列矯正治療などで親知らずを抜く必要がある

歯列矯正治療を進める際に、親知らずが歯の移動の邪魔になることがあります。その場合も親知らずは抜いた方がいいケースがあります。

親知らずを抜かない場合とは

冒頭で触れたとおり、親知らずは必ずしも抜かなくて良い場合があります。きれいに生えて、噛み合わせもきちんとしている健康な親知らずは、ブリッジを掛ける歯として使ったり、虫歯などで他の歯を抜くことになった場合、移植する歯として使うこともできます。

親知らずはいつ抜くのがいいの?

親知らずを抜くタイミングは非常に難しいのですが、どうしても痛みや炎症が出やすい歯であるため、「親知らずを抜くのであればできるだけ早く」が基本です。10代で親知らずの歯根が完成していない場合は、下顎神経という神経との距離があり、比較的安全に抜歯することが可能です。

また、歳をとると骨が固くなってくるため、抜歯に時間がかかり、腫れやすくなったりもします。痛みや腫れをできるだけ小さくするためにも、可能な限り親知らずは早く抜くことをお勧めします。

親知らずはいつ抜くのがいいの?

親知らずを抜歯した後の注意点

町田歯科では、親知らずを抜いた場合、抜歯後の注意点をわかりやすく箇条書きにしてお渡ししています。

  • 親知らずを抜歯した当日は安静にし、飲酒、入浴、激しい運動はお控えください。
  • 傷口に溜まった血の塊が流れてしまわないよう、強くうがいをしないでください。
  • 2~3時間は麻酔が効いているため、唇や舌がしびれています。食事は麻酔が切れてから取るようにしてください。
  • 熱いもの、刺激物は避けてください。
  • 腫れは通常2~3日続きます。腫れがひどい場合は、氷などで冷やさず、水で濡らしたタオルで冷やしてください。
  • 薬は指示通りに服用してください。

基本的にこれらの注意点を守っていただければ問題はありませんが、もしそれでも痛みが引かない場合などは、お気軽にご連絡ください。

提携医療機関への紹介

親知らずの抜歯は、生え方によって難易度がかなり変わります。町田歯科では、難易度の高い抜歯の場合は総合病院の口腔外科に紹介しております(町田歯科の提携医院一覧)。どのような場合に困難なのかはレントゲン撮影をして判断しています。

親知らずの痛みや腫れなどにお困りの方は、まずはきちんと親知らずの検査診断をし、ベストな処置法をご案内いたしますので、安心してご来院ください。