今年の元旦、能登半島地震が発生しました。ひどい震災によって現地の方は大変な思いをされており、年末の今となっても、多くの方が覚えていらっしゃるでしょう。
大きな自然災害が発生した際、まずは何よりも人命救助が最優先となります。そのため、今ひとつ歯科の領域とはイメージできない方も多いかもしれませんが、実は災害発生からしばらく経つと、歯科のニーズが高まってくるのです。
今回は、災害が起きた時、なぜ歯科が求められるのか、また、災害によって使える資源が限られた状況の中で、歯や口腔内をどう清潔に保つのかについて、災害時の口腔ケアの大切さのコラムで解説します。
